初めてピザを生地から手作りした話。
今週のお題「ピザ」
皆さんはどのようにピザを手に入れてますか?
宅配ピザの他にもレストランで食べたり、スーパーでチルドや冷凍のピザを買ってきて焼いたり。
生地からすべて手作り、という猛者もいると思います。
私は基本的に宅配ピザからチルドピザを自分で焼くことが多いのですが、
少し前に、1度だけ生地から手作りで作ってみたことがあります。
”たまたまミートソースの残りがあってそれを使いきりたかった”
”ピザを食べたい気分だった”
”外の出かけるのは面倒だけど小麦粉だけは家にある”
という状態だったので、
ネットでイースト不要のレシピを見つけて作ることにしました。
レシピをパッと見た感じそこまで大変そうでもなかったので
「小麦粉捏ねればできるんでしょ?ヨユーヨユー」
と軽い気持ちで取り掛かったんですが、これがエライ大変でした。
まず
・小麦粉を計量してボウルに入れる。
ここまでは問題なし。
・そこに計量した水だかお湯・・・牛乳だったかな?
詳しくは忘れたけど、とにかく何らかの液体を入れる。
ここまでも問題なし。
記憶力に問題はありそうだけど、工程的には問題なし。
・そして捏ねる。
ここが大変だった。
何が大変って、とにもかくにも生地が手にくっつく。
餃子のタネを捏ねるときも手について少しイヤな感じはしますが、
そんなレベルじゃなく付着する。
イメージとしては打ち粉をしてない搗きたてのモチ。
もう生地タネが指、手のひら、手の甲、爪の隙間にまでびっちりくっつき、
手を持ち上げるとボウルの中にはほぼ何も残らないくらい。
しかも捏ねてればジキにまとまる、とレシピにあったので
しばらく根気強く捏ねていたのですが一向にまとまる気配なし。
むしろどんどんネバつきが増してる気さえする。
「このまま一生まとまることはないんじゃないか?」
という不良学級の担任教師のような一抹の不安を覚えつつ、
捏ねを辞めても生地が生地になるわけではないのでそのまま捏ね続けました。
捏ね始めてから20分過ぎた頃でしょうか。
もう疲れたし鼻も痒くなってきたから、水と出汁足してお好み焼きにしちゃおう。そしてもう手を洗おう。
と思い始めたところでした。
それまでのべとべと感が嘘のように、生地が急激にまとまり始め、
数分後には1つの球状に。
後で調べてみましたが、どうやら捏ね続けているうちに小麦粉のグルテンだかトコロテンだかの結びつきが強くなりまとまりやすくなるそうです。
とにかく無事に生地ができてよかった。
その後特に大きな問題が無く引き伸ばしトッピング焼成の工程が経られ無事においしいピザが完成しました。
やっぱり自分ですべて作るとおいしさもひとしおでした。
ただあまりに大変だったので、しばらくはチルドか宅配でいいかな、、、と思うのでした(笑