会社、辞めてみた ~なんとなく無職生活へ~

ぬるっと会社を辞めちゃった人の生活の記録です。

きび砂糖について

皆さんは料理するときにどんな「砂糖」を使っていますか?
料理のレシピ等で「砂糖」といえば「上白糖」を指すことが多いと思いますが、
私は普段この上白糖ではなく「きび砂糖」を使っています。

理由としては、
 ・料理にコクが出る(気がする)
 ・体に良い(気がする)
という感じで、つまり「なんとなく」です。

さて、先日我が家のきび砂糖が切れてしまったのでスーパーに買いに行きました。
前使っていたものと同じものを買おうと棚に手を伸ばしたんですが、
その時その隣に1割くらい安い別メーカーのものが目に入りました。
何を隠そう経済面に不満を抱えている無職の私です。
大きな違いがないのであれば安い方で、と思い原材料欄を確認すると

いつもの・・・「原料糖」
やすいの・・・「原料糖 + 水酸化カルシウム

という違いがあることに気づきました。
あとぱっと見の質感だと、”やすいの”の方がサラサラしている感じがします。

 ↓コレが私が普段使っている ”いつもの” です。


↓コレが今回見つけた ”やすいの” です。

あの、リンクを貼ってみて衝撃の事実が判明して動揺してるんですが、
楽天だと”やすいの”の方が値段高いみたいですね。。。
でも我が家の近くのスーパーだと”やすいの”の方が安かったので、
このまま”やすいの”の方を安いものとして話を続行します。
決して、気づいたのが記事を書き終わってからで今更直すのがめんどくさいから、
というわけではないです。
決して。

さ、話を戻しましょう。
多分今までなら「何の添加物も入ってない方がなんとなく体に良さそう」
と考えて、いつものメーカのきび砂糖を買っていたと思います。
ただ今回は「違いに気づいたのも何かの縁」と思い、軽く調べてみました。

水酸化カルシウムとは何?

そもそも水酸化カルシウムとは何でしょうか。
ググると専門的な説明も色々出てきますが、
端的にいえば「グラウンドに白線を引くのに使われる白いラインパウダー」です。
消石灰”とも呼ばれることもあります。
 ※ちなみに2007年以降、ラインパウダーは炭酸カルシウムに替わったようです。
この水酸化カルシウムは広く食品に使われていて、代表的なものでいえば
「こんにゃくの凝固剤」です。
そのほかにも、水酸化カルシウムは強アルカリ性であることから、
pH調整剤として使われることもあるそうです。

なぜキビ砂糖に使われる?

きび砂糖ではpH調整剤として、水酸化カルシウムが使われているようです。
実はきび砂糖は原料糖そのものではありません。
原料糖そのものは不純物が多く食用に適さないため、
この不純物を取り除く工程を経てきび砂糖となります。
その工程というのは高温で処理されるらしいんですが、
どうやら弱酸性である原料糖を高温にさらすと品質が落ちてしまうとのこと。
これは弱酸性であることが要因らしく、弱酸性の原料糖にアルカリ性水酸化カルシウムを加えることで中性に保ち、劣化を抑えているようです。

身体に悪くない?

上記のとおり水酸化カルシウムは強アルカリ性です。
目に入ると失明の危険があったり大量に摂取すると害がありますが、
微量であれば胃酸で中和されるので問題はないそうです。
キビ砂糖に含まれる水酸化カルシウムはあくまで精製段階でのpH調整を行うためで、
最終段階で残存するのは微量。
したがって人体への影響はない、ということのようです。
こんにゃくの凝固剤としてかなり使われていることから考えてみても、
直ぐに体に影響が出るようなものではなさそうですね。
(長期的にどうなるかは不明ですが・・・)

味はどうなの?

ここまで読むと気になってくるのは
「原料糖しか書かれていない”いつもの”の方は、精製過程で劣化してるの? 」
ということですね。
本当ならば”やすいの”も買ってきて比較すればいいんですが、
違いを調べてから買おうと思っていたのでまだ買ってません。
買ってから書けよ!というツッコミはごもっともです。(笑)
ただ実際に使っていた感じだと特に不満を感じたことはありません。
むしろ普通の白い砂糖よりもコクが出て美味しく感じているくらいです。

次は”やすいの”を買おうと思っているので、
もし新しい発見があれば追記しようと思います。
今回はここまでの調査ということで、ご勘弁をお願いします(笑)

 

さて、今回は初めてレビューものというか、調べものの記事を書いてみました。
最近色々と調べることにはまっているので、今後もその成果を書いていきたいなーと思っています。

 

ここまでお読み頂きありがとうございました!