会社、辞めてみた ~なんとなく無職生活へ~

ぬるっと会社を辞めちゃった人の生活の記録です。

無職の私が買って良かったもの3選【2020年】

2020年、私はふらりと会社を辞めました。
自由な時間は手に入りましたが、”貯金=無職生活の寿命”である私の場合、
何をするにしても常に金銭的な懸念がつきまとう日々でした。(今もそうですがw)

そんな生活ぶりの中で、私が
 「これは勇気出して買って良かった!」
と思ったものを3つご紹介しようと思います。

3位 スノーピークタンブラー

  

スノーピークは、日本のキャンプ用品メーカー。
少し値が張るものが多いですが、その分高い品質と洗練されたデザインで
多くのキャンパーの心を掴んでいる人気のブランドです。

良かった点① 保温性・保冷性が抜群
 このタンブラーを「買って良かった!」と思った理由のほぼ全部がこれです(笑)
 とにかくしっかり保温・保冷してくれる。
 日を跨いでもばっちりです。
 夏でも前日の氷が翌日まで溶けきらないで保ちますし、
 冬でも翌日まで温かい状態をキープしてくれます。
 以前に買った別メーカーのタンブラーは当日中すら危ういレベルだったので
 この保温・保冷性にはかなり感動しました。

良かった点② 屋内外問わず活躍

 外出時の飲み物代節約に一役買ったのはもちろん、室内でも活躍してくれています。
 特に、今年はオンライン飲み会をするようになったので、
 お酒を割るための氷やお湯を手の届くところにキープできるのは助かりました。
 話の途中で「ちょっと氷取ってきます」と、なかなか言いにくい性分なので。(笑)
 飲み会でなくとも、手元に適温の飲み物を置いておけるというのは
 想像していたよりも便利で、かなり重宝しています。

2位 フュアーハンドランタン

 

雨風に強いことが特徴の、ドイツ製オイルランタンです。
キャンプが趣味の方ならご存知ではないでしょうか?
私もキャンプが好きで、このランタンは前々から欲しいと思っていたものです。
巣ごもり生活を少しでも楽しくしたほうがいいよね!という大義の下、
ポチってしまった一品です。

良かった点① 部屋がお洒落になる(ように感じる)

 このランタンはレトロな雰囲気のデザインなので、
 そのまま棚の上に置くだけでもいい雰囲気です。
 私の家の場合、普段はフックでぶら下げて飾っています。

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こんな感じです。

 生活感満載の空間にちょっとしたお洒落空間を演出してくれているので
 インテリアとしても大変気に入っています。 

良かった点② 心の疲れを癒してくれる

 このランタンが我が家に来てから、ブルジョワとは対極の境遇でありながら
    ”揺らめく灯りを見ながらゆっくりお酒を飲む”
 という、非常に優雅なひと時を過ごすことができました。(笑)

 でも実際、火を見ていると落ち着くというか、リラックスした気分になりますよね。 
 1/fゆらぎというやつです。(多分)

 2020年はコロナ禍のストレス+外出自粛で少し精神的に疲れがちでしたが
 ランタンの優しい光がその疲れを癒してくれました。

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癒しの灯り

 お仕事や人間関係等で心に疲れを感じている方、
 ぶっちゃけこのランタンじゃなくて100均のキャンドルでもいいので、
 部屋を暗くしてゆらめく火を楽しむのは、おススメです。 

 良かった点③ 冒険気分を味わえる

 優雅なランタンタイムを過ごしていて、ふとトイレに行きたくなった私。
 でも、せっかく落ち着いた灯りに癒されていたのに、
 廊下の強烈な蛍光灯の光に晒されるのは嫌!

 ということで、ランタンを手にトイレまで行ってみました。(笑)
   ※火の取扱には十分気をつけましょう!
 暗い廊下をランタンの灯りだけで慎重に歩を進めていると、
 気分はまるで洞窟を探検している冒険家。

 おうちでインディージョーンズです。

 ただのトイレまでの道中が、少しワクワクしたものになりました。

 優雅な気分をキープしたいのにワクワクしてどうすんだ?
 という疑問はこの際トイレに流しておきましょう。

1位 ミラーレス一眼カメラ

 

この無職生活で、一番奮発したお買い物です(笑)
買うか買わないかを1か月くらい悩み続けました。
この機種にしたのは価格の割に性能もいいと思ったから。
レンズが2つ付いているというのも惹かれたポイントですね。(結局はお得感…w)

初めての一眼カメラなので半ばお試し感覚で買ったんですが、
最終的には、一番”勇気を出して買って良かった!”と思えるものになりました。

 良かった点① ちょっとイイ写真・動画が撮れる

 今はスマホのカメラでも十分すぎるくらい高画質な写真や動画を撮れますが、
 やっぱり”ちゃんとしたカメラ”はすごい。
 特に暗いシーンに強いですね。
 スマホだとセンサーサイズが小さいこともあり、焚き火やランタンの灯りのような
 明るさが十分でない環境では上手く撮影できませんでしたが、
 このカメラではばっちり撮ることができました。

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ランタンの灯りだけでも撮れました。

 また、私の買ったカメラにはアートフィルターが搭載されており、
 ”セピア” ”モノクロ”といったものから”トイカメラ風” ”パステル調”など
 様々なフィルターでの写真や動画を撮ることができます。
 操作もシンプルで、簡単に”バエル”写真や動画が撮れてとても楽しいです。

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ただのアイスコーヒーもこんな感じ。

良かった点② 活動的になった

 このカメラを買ったことで、以前よりも写真をよく撮るようになりました。
 なけなしのお金をはたいて買った”意地”もあるかもしれませんが(笑)、
 やっぱり自分専用のカメラを持つと、”撮る”という行為自体が
 とても楽しく感じるようになったことが大きいと思います。

 そして、写真を撮るために以前よりも出歩いたりするようになりました。
 ただ”出歩く”といってもコロナ渦中だったので、
 人があまり居なさそうなところを探して出かけていて、
 数回のキャンプ以外は基本的に近所の公園や散歩が多かったです。
 人があまりいない環境の方が、撮影にあって気づかいせずに済むので、
   ”運動不足解消” + ”ソーシャルディスタンス確保”
 ができるという意味ではむしろ丁度良かったかもしれません。

良かった点③ 何気ない風景を楽しめるようになった

 カメラを持つようになって、日常の何気ない風景の細かい部分に目が行くように
 なりました。
  「あの鳥可愛い。なんていう鳥なんだろ」
  「このベンチ、ボロいけどこの角度から見ると味があるわ」
  「雲がでかくなった、もう夏かぁ」
 というような感じで、写真や動画を撮る気持ちでいつもの景色を見ると、
 今まで”日常すぎてつまらない風景”と感じていたものも、
 途端に被写体の宝庫に思え、楽しく感じるように。

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今までは地面に咲く花なんて気にしてませんでした。

 それと同時に、今まで何とも思わずに見過ごしていたものが
 なんと多いことか、と驚きました。
 忙しかったり気持ちに余裕が無かったりすると、
 気づかないうちに視野や考え方が狭くなってしまうんだと思います。
 そうなるとそばにあるはずの小さな楽しさや幸せみたいなものを見落としてしまい、
 さらに余裕がなくなってもっと狭くなり・・・の悪循環になるのかもしれません。

 と、急にポエムじみた話をしちゃうくらい、
 日常に対して感慨深く感じるようになりました(笑)

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公園の時計。写真に切り取るとグラウンドの声が聞こえてきそうですね。


 

以上です!

 

1位のカメラ以外は1万円以内のものですが、
私にとってはどれも購入するのに勇気が要りました(笑)
”収入がない”という状況は、予想以上に財布のひもを固くさせるようです。
でもどの品も私の生活を豊かで彩りあるものにしてくれたので
勇気を出して買って良かったと思っています。

もし皆様も興味あるものがあったら、ぜひ購入を検討してみてください!

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

では!